こんにちは。スタッフの西村です。入社一年目の秋、3日間かけて東北大学川内北キャンパスで開催されました
日本建築学会大会(東北)に参加し、学生の頃研究していた論文の発表を行いました。
当日は「潮干(スーカン)に関する研究 その2 シロアリ食害実験」
という題名で、発表5分、質疑応答3分の8分間の発表を行いました。
「潮干(スーカン)」とは、沖縄の伝統的技術で、
建材として使用する木材を海中等に保存しておくことで、
木材自体の防虫性能を向上させるという技術です。
今回の学会発表では、現地調査と検証実験の2題に分けて発表させていただきました。
久しぶりの学会でしたので、緊張もありましたが、貴重なご意見をいただきとても良い経験ができました。
この研究は後輩が引き継ぎ、現在も進められている研究ですので、今後の展望が楽しみです。
学会大会中は他の方の発表を聞いて回りました。
CLT(Cross Laminated Timber)の床衝撃音についての発表や、
外装に用いる木材の経年変化による色変化についての発表など、
とても興味深い発表を聞くこともできました。
また機会があれば、来年度の建築学会やその他の学会にも参加したいと思っております。