皆様、初めまして。4月から名古屋本社に入社いたしました、小松原春香といいます。
入社して1か月が経ち、まだ慣れないこともありますが、いち早く会社に貢献できるよう、頑張ります。
さて、私は先月むつみ塾で工事中の物件を見学させていただきました。
むつみ塾とは弊社で施工管理を行っている人間が新入社員を含めた若手社員を集めて、月に一回程度行われる、現場の様子を学ぶことができる研修のことです。
こちらが工事途中の住戸です。
普段見ることができない、電気や水道の供給に使用される配線や断熱材、壁紙が貼られる前のコンクリートや木枠を実際に見ることができました。
そのなかでも私が一番感心したのは、天井裏に取り付けられている空気の配管です。
私が見学した物件では配管はぐにゃぐにゃと曲がっていました。
最近では、カフェや店舗でも配線や配管がむき出しになった天井は多くあります。
皆さんもむき出しになった、銀色のぐにゃぐにゃとした空気配管を一度は見たことがあるのではないでしょうか。
この配管、なぜ曲がっているのかといいますと
今後取り付けられる照明などの邪魔にならないように、
お客様が住まわれてから点検がしやすいように、位置が調整されているとのことでした。
この理由を聞いた私は、私たちの目には見えないところでも物にはちゃんとそうである理由が存在し、様々な人々への思いやりの心も込められていることを実感しました。
現場に行かないと知ることができないことも多いため、このような機会を設けていただいたことをとてもありがたく思っています。
建築の知識以外にも、職人さんや設計者の小さな思いやりも学び、今後に生かしていきたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。