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I’m into 〜 (監理室スタッフ) 〈東京本社〉

2023/5/11

こんにちは。ここ10年、私のハマった事について2つ、話しをさせてください。

 

ひとつは音楽。それも洋楽。ロックです。

 

その始まりは、
田舎(岐阜県土岐市)の中学生であった私は、浪人生が住む隣の家から聞こえる音楽に興味を持った。

ただ、当時のLPレコードは2800円。FMからカセットに録音して聴いた。

レンタルレコード店ができた時は、週2で通った。1枚300円だった。

が、30を過ぎた頃から積極的に音楽を聴かないようになってた。

 

それから20年近くが経った10年ぐらい前、インターネットのダウンロードサービスがある事を知った。ハマった。

今は、月額1550円であらゆる音楽が聴き放題、ライブの動画も見放題。更にハマった。

 

聴くのは、その昔、浪人生も聴いていた洋楽。60年代後半から70年代のロック。

 

紹介したい。

レッドツェッペリン、ローリングストーンズ、ビートルズ(ジョージハリスン)、
ヴェルヴェットアンダーグランド(ルーリード)、ドアーズ、デヴィッドボウイ、
Tレックス、クイーン、ポリス(スティング)

 

アメリカなら
ジャニスジョプリン、ジミヘン、ボブディラン、ニールヤング、CCR

 

スティーヴィーワンダー、EW&F、チェットベイカーも。

トレイシーチャップマン、エドシーランも良い。

 

70年代の人たち、多くが亡くなってしまったが、聴こえてくるのは彼らが20代30代のもの。

何十年先も変わらないものがイヤホンから身体に入ってくる。

普段は、 Bluetoothの小さなスピーカーで聴く。優れ物だ。

だけど、本当は昔のように、大きなスピーカーで、大音量でレッドツェペリンを聴きたい。

 

2つ目は、
自転車、ロードバイクです。

 

その始まりは、
二十歳の頃、ツールドフランスを知った。

そのレース、選手、自転車、全てがカッコいいと思った。

 

就職し自転車を買った。月給と同じ13万円。自転車で通勤した。

自転車屋さんの練習会に誘われた。チームに入りレースに出た。ハマった。

修善寺サイクルスポーツセンターのコース、ヒルクライムレースなら、一般クラスで入賞できた。

チャンピオンクラス、実業団クラスは集団の中で走り、完走が目標だった。

が、30を過ぎた頃から自転車に乗らなくなってた。

 

それから15年近く経った15年前、名古屋から東京へ転勤。

多くの人が荒川沿いで自転車に乗ってるのを見た。

実家に眠ってた自転車を引っ張り出し、メンテナンスして乗りだした。

 

東京の日曜日の道路は、名古屋と比べ自動車が少ない。スピードも遅く、ウィンカーも出る。走りやすい。

自分もウインカー、ブレーキランプ代わりにチームでやってた手信号を出す。交差点の信号は当然守った。

 

眠ってた私の自転車(35才)を紹介させて欲しい。

 

フレームはトレック5000。

イタリアブランドが欲しかったが、35年前、アメリカのトレックが作ったカーボンモノコックフレームを見た。

その軽さと美しさに数十万円のボーナスが消えた。

ペダルはLOOK。パーツはシマノのデュラエースだ。35年前は当然だった。

ブランドに拘る者はカンパニョーロのレコードだった。

35年前、ツールドフランスの自転車はダウンチューブについてた変速レバーが無くなり、ブレーキレバーと一体になったSTIレバーとなった。

翌年、このSTIが販売開始。1ヶ月の生活費が消えた。

だけど、カーボンフレーム+デュラエースSTI+LOOKで最先端だった。

10年ぐらい前、六本木のトレック店には5000が展示されてた。骨董品だ。

日曜日の午前は皇居を周回した。

上り坂のダンシングは腰砕けになったが、ほど良い坂があり、景色も最高。

前週よりも早く走れる。楽しかった。何より日本の中心を走る事にハマった。

 

そんな時、近代美術館工芸館の前で転んだ。

道路際のコンクリートとアスファルトに20㎜程の肌割れ溝があった。

前輪が溝に嵌まった。後ろの車にひかれなくて良かった。

 

靴がペダルから外れず脚首は捻挫してる。肩に激痛。腕が動かない。

助けは来ず、自転車に乗り片腕片足で新小岩に帰る。病院に行く。鎖骨が折れてた。

 

骨折は回復し、また自転車に乗った。

今度はSTIレバーが壊れた。

右レバーを押すと軽いギアから1段だけ重くなる機能が、最下段(13T)に落ちてしまう。

自動車に例えるなら、ローから加速しようとしたらトップに入ってしまう状態。

スポーツサイクル店に行くがお手上げ。シマノに問合せてもらうが35年前のパーツは無い。

諦めた。

 

今は新小岩で展示物となった。

 

自転車が欲しい。

フレームは、トレックに出会う前に欲しかったイタリアブランドのCOLNAGO。

クラシカルな細身クロモリチューブの集合ステー。美しいラグ溶接。

パーツはやはりデュラエースだな。

 

35年前の自転車は重さ10kg前後。今は全てが軽量化され7kgの自転車もあり。
この3kgは、とてつもなく大きい。
ちなみに、35年前、私の体重は55kg。上り坂ではハガネのようだと言われた。
今は70kg。この15kgもとてつもなく大きい。

チャンチャン!

長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。