皆様、こんにちは。朝と夜が冷えてきて、ようやく秋を感じるようになりました。
蒸し暑い夏が去ったことに喜びを感じるとともに、過ごしやすいこの季節が少しでも長く続いてほしいと願っています。
さて、名古屋本社では土曜研修で「佐川美術館」へ行ってきました。名古屋からだと片道2時間ほどかかるため、ちょっとした小旅行ですね。
佐川美術館は1998年3月に滋賀県守山市の琵琶湖沿いに竹中工務店の設計施工により建設されました。
巨大な屋根でありますが重厚感を感じさせることはなく、水庭に浮かぶようにたたずんでいます。屋根が流れや空間を作っており、空や水庭などと調和しています。
広い水庭の先に植栽に隠れて樂吉左衞門館が見えます。そのまま建物を見せずに植栽で隠しているところがいいですね。左側の近代的で静寂な美術館と和風で飾り気のない樂吉左衞門館をうまく分けています。
外廊下は右側が水庭で開けており、直線的でありながら開放感があります。時間によっては柱や軒天、壁に水面が写り、美しい景色を織りなすようです。
エントランスは外観の特徴をそのまま中へ移した姿をしています。水庭が見えないので開放感がないように見えますが、天井が高いため閉塞感はなく外とは違った静寂な空間を作っています。
企画展示では「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開催していました。展示内容はガウディの生い立ちとサグラダ・ファミリアの歴史で、特にサグラダ・ファミリアに使用された技法が面白かったです。ぜひ足を運んで見てみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。