こんにちは。
早朝は約10℃、日中は20℃を超えるという1日の寒暖差が激しく体調管理が難しい日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
私事ですが、ここ最近業務が立て込んでおり息抜きを兼ねて旅行に行ってきました。
旅行といっても地元に帰省する形になってしまいましたが、やはり安心感がありますね。
そんなこんなで今回は青森県立美術館へ行ってきました。
日本の建築家である青木淳さんの設計によって、2006年7月13日に開館しました。
この美術館のすぐ近くに世界文化遺産でもある「三内丸山縄文遺跡」があり、その発掘現場から着想を得て設計されたそうです。
個人的な一番の見所として、地面が立体的に切られており空間がトレンチ形状になっている点です。
自分が地面に立った状態で、周囲の地面が目線よりも高い位置にあるため自分が地表にいるのか地下にいるのか分からないという中々体験できない不思議な感覚が味わえます。
タイミングのいいことに企画展「フランク・ロイド・ライト―世界を結ぶ建築」を開催していました。
この展示は、帝国ホテル二代目本館の落成から100年記念の展示会だそうで、以前に愛知と東京で開催されていたようです。(気づきませんでした)
中は基本的に撮影禁止となっており、限られた場所のみ撮影可能でした。
唯一撮影可能だった場所は、「ユーソニアン住宅」と呼ばれる一般家庭向けに手頃な価格でかつコンパクトな住宅をコンセプトとした建物を部分的に復元した原寸モデルのある空間でした。
その他、ライトが生涯で生み出してきた建築の数々の解説や当時の資料・現物の家具等の今となってはとても貴重なものが展示されており全体的にとても楽しめる内容でした。
中でも実は浮世絵を好んで収集しているというのはとても意外で、実際に展示内でも多くの浮世絵が展示され、日本のデザイン文化から受ける影響がとても大きかったのだなと感じました。
今後もこのような展示会があれば、また足を運びたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。