みなさん、こんにちは。
関ヶ原石材さんが企画された工場とショールームを見学できるバスツアーに参加して参りました。以前に関ヶ原石材さんの【KISEKI STONE GALLERY】を過去のスタッフブログにて取り上げておりますので、当ブログでは工場見学を中心に取り上げて行きます。名古屋駅からバスに揺られて一時間と少し、関ヶ原石材工場のギャラリーの会議室に荷物を置いて、いただいた冷えたお茶を片手に工場見学が始まります。
まずは、原石置場を見ていきます。コンテナで運ばれた様々なブロック状の巨石が青空の下に積まれていました。写真をよく見ると原石に溝が入ったものとそうでないものがあると思います。これは関ヶ原石材さん曰く採掘方法によって異なるようで、硬い石は穴をあけて楔で打って採掘するため溝が出てくるとのことです。
続いては石の切断について。イタリア製の機械であるマルチワイヤーソーはその名の通り、ワイヤーを用いて石を切断していきます。その際、切断によって熱が発生するために常時水をかけているのですが、1㎡の石を切断するのに約５ｔの水を消費するとのこと。それらの水は回収して再利用されています。
この写真は石材のジェットバーナーをかけております。この工程では、石材の様々な仕上げを行っており、石の表情を創る重要な工程とのことです。
他にも様々な工程を見せて頂きましたが、当ブログではすべてを取り上げることができませんでした。そのため、説明や工程を省いた部分は大いにございます。
次の機会がございましたら、美しい石材ができる過程を実際に見学してみてはいかがでしょうか。